・関節リウマチの検査 (リウマチ教室)
・強皮症の診断と治療、関連疾患 (膠原病教室)
・糖尿病の進歩 (生活習慣病教室)
リウマチの診断は診断基準に拠りますが、血液検査の結果も重要な指標となります。 リウマチの代表的診断根拠にリウマチ因子があります。
これは、関節リウマチと診断するための、診断基準の一項目になっています。このほか、通常のリウマチ因子はlgMリウマチ因子であるのに対し、lgG型のリウマチ因子も参考になります。
これは、活動性の高いリウマチや、関節外症状を来し易いジウマチで陽性になります。
また、CARFと呼ばれる、免疫グロブリン構造の一部の糖鎖抗原に異常があるリウマチ因子が時に測定されます。これは、早期のリウマチで陽性率が高く、通常のリウマチ因子陰性でも、リウマチが疑われる場合、測定されます。
また抗CCP抗体はより鋭敏なリウマチの指標とされ、リウマチ因子陰性でも本抗体が陽性の場合、将来高率に関節リウマチになるとされています。
リウマチについて
関節リウマチは、初期は関節痛を引き起こし、場合によっては全身を侵すこともある進行性の疾患である。
関節炎が進行すると、関節そのものが変性してゆく。関節にある滑膜細胞の増殖(パンヌス)、軟骨の破壊と骨にはびらんが生じる。最終的には関節という構造物が破壊し尽くされ、骨と骨が直接接した強直という状態になる。
こうなるともはや関節を動かすことは出来ない。そのかわり、炎症も終息し痛みは感じない(炎症が起こる場であった滑膜が、完全に破壊され消失してしまったからである)。また、逆に関節が破壊された結果だらんだらんになることもあり、この場合ムチランス破壊と呼ばれる状態であるが強直よりもずっと頻度は低い。
指の骨が強直すると、最終的にスワンネック変形あるいはボタン穴変形といわれる典型的な関節リウマチ患者の手の形を呈する。尺側偏位もリウマチ患者によく見られる指が全て外側(尺骨側)を向く変形であるが、これは関節の脱臼が原因である。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
血管炎の併発や、結核の併発の際、診察時の印象以上に値の悪い場合があり、その場合、これらの異常の併発を考慮することがあります。CRPはその日のリウマチの程度を知る最も鋭敏な参考になる指標です。 その日の結果で、リウマチの状態が良く把握できますが、時に感染症を併発している場合、異常高値となりますので、その点だけは注意がいります。
上記、3者の指標が殆ど正常なのに、関節破壊がどんどん進行する例がときにあります。そのようなとき、MMP・3を測定すると、高値であることが、よく経験されます。
膠原病について
膠原病は有効な治療法は見つかっておらず、現在の日本の最新医療技術をもってしても完全に治す事は不可能だと言われている。
ただ、ステロイドや消炎剤などを使用することにより炎症がある程度抑制され、日常生活に支障のない程度にコントロールすることは可能。
最近では漢方薬などの治療法もあり、ステロイドだけでは制御できない症状、および別の手段として取り上げられている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』